2015年全日本ジムカーナ -屈辱の3位-

クラブブラウンベアーズ北海道

宍戸 将啓 さん

1週間前にも同じ砂川でジムカーナの大会がありました。その大会にはエントリーしていましたが、パワステポンプの故障でパワステフルードが漏れていたため不出走になってしまいました。その悔しさから今回こそは、と気合いを入れて全日本ジムカーナに臨みました。地区戦は全部で8戦あるのですが、第2戦はクラス優勝でしたので今回の大会も優勝を狙いました。しかし、結果は4台中3位という屈辱的なものとなってしまいました。 1本目、スタートの旗が振られ、いざ！という時にクラッチを離してしまい、大失敗。今思えばそこから持ち直せずに全てグダグダになってしまったのかもしれません。今回は最初に島の間をクネクネと走るコースだったのですが、入る場所を間違いかけて減速しすぎたり、スピードを落とさないまま入ろうとしてリアを出したりしてしまいました。 もうこうなると焦ってしまって更にミスを連発してしまいます。コースが頭から飛んでしまい、パイロンを触る(これをするとタイムが+5秒)というジムカーナでは絶対にやってはいけないこともしてしまいました。 私は大会にあまり出たことがありません。精神的な面が弱点なので、これからたくさん大会に出場し、場慣れして鍛えていこうと考えています。 私が出場しているのは「R-2クラス」と言って、ラジアルタイヤを使用する大排気量の4輪駆動車が走るクラスです。R-2の他の方のタイムもそれほど良くなかったので、2本目の走りで挽回できると考え、自分で自分にプレッシャーをかけてみました。 2本目、スタートは普段の練習通りに成功。最初のシケインもまずまず。苦手な島周りはあまり攻めることが出来ませんでしたが、大きなミスもなく終わりました。残るは自分の得意なパイロンセクションだけ。 パイロンセクションはサイドターンを使って小さく回ったり、スラローム走行をしたりするセクションです。私の車はランサーで、細かいコースは苦手のように思われますが、加速が鋭くて意外にも有利なのです。 島周りから抜けて、パイロンセクションに入ります。最初にサイドを引こうと考えていた100°くらいのコーナーでサイドを引き忘れてしまいました。それによって次のスラロームの進入の角度が厳しくなり、失敗してしまいました。これでかなりのタイムロス。ですがまだチャンスはあります。コースの最後の450°ターンを小さく回り切れば勝てるはず。 何本かのサイドターンを決めて最後の450°ターンに向かいます。サイドを引く。いや、早すぎた！パイロンに引っ掛けてしまいました。再びパイロンタッチで+5秒。 今回の大会は結局勝つことが出来ませんでしたが、自分の課題がよくわかったのでよかったです。7月の第5戦も砂川で行われるので、今回の反省を生かし、練習を重ねて、優勝を狙っていきます。