Ahresty

ジムカーナとの大きな違い

2024年6月9日
大会情報
大会名 JAF北海道ダートトライアル選手権第4戦
JMRC北海道Moty’sダートトライアルシリーズ第4戦
第21回OSCダイナミックダート
クラス J-2
順位 4位 / 5台中
開催日 2024/6/9
開催場所 イーストジャパンオフロードスタジアム

ジムカーナとの大きな違い

B.B.北海道
渡邉 雪斗
車種:ミラージュ (CC4A)
私自身、自動車部でモータースポーツを始めてからジムカーナを中心に行っていましたが、今年は北海道最後の年ということもあり、ミラージュにてダートトライアルに参戦を行いました。今回舞台となるイーストジャパンオフロードスタジアムですが、ほとんど我々は走ることのないコースであり、Heat1はミスコースという残念な結果に終わってしまいました。 砂川に比べて小さいサーキットであるため車速が乗らないと考えていましたが、車載映像では100km/h近くまで出ており、また林道のような幅員の狭いコースであるため、刺さらないような走りをすることに精一杯で、頭からコースが抜けてしまいました。Heat2の前の完熟歩行では様々な角度から写真を撮影し、走行前に頭の中で組み立てを行った結果、悔いのない走りができ、Wエントリー出場の後輩とは2.5秒差をつけることができました。 ダートトライアルを行う際に、我々ジムカーナ上がりが最も気を付けるべきポイントは、「必ずしもラインを重視することが速さにつながるわけではない」点だと考えます。ジムカーナは天候の変化がない場合は1,2本目で大きな路面差が付くことはなく、ラインは基本的に最短ルート近辺をなぞります。一方で砂利の場合は、特に4WD車が走行した後は大きく路面が変わり、ギャップの位置や深さも変化します。私はラインを重視するあまり、ギャップに引っかかることでアクセルを緩めるシーンが多々あり、タイムが落ちる大きな要因であると考えました。ラリーにおいてもこの考え方は大切であり、タイムのみならず「クルマを壊さない」走りをできることが、結果的に良い結果につながるのではないかと今回の大会を通して感じました。