2015年JAF東日本ラリー選手権 第4戦 2015年JMRC東北ラリーシリーズ 第1戦

東北戦Cクラスで木村 公二さん(MTP)がクラス優勝を達成!

2015年6月20日~21日 秋田県内山岳路
東北戦Cクラス 1位/出走10台

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参加選手コメント 選手写真

アーレスティ 東松山工場

木村 公二 さん

今年はJMRC東北シリーズ参戦を考え、第1戦目に出場しました。 車両を乗り換えてから初めての出場で車両トラブルが何度もあり、不安を大きく抱えての参加でしたが結果としては満足することが出来ました。 今回は以前とは異なり8.5km×3コースに2.0km×2コースが追加された合計約30km(合計SS5本)のスペシャルステージラリーでした。 レッキSS1,3,5(8.5km)は、天候により道が荒れていたのでペースノートへの注記が多く、タイムアタック中は注意が必要でした。SS2,4(2.0km)は初めての道で、路面は砂利が多く滑り易いうえに道幅が狭かったので、大きくスライドさせてしまうと危険な道でしたが、速度がのる個所はリズムが良く楽しい道でした。 先ずはSS1です。車両の様子を気にしながら他選手とのマージンも築きたかったので、車両が暴れることを覚悟で多少無理をして走行しました。 そのため腕がパンパンになってしまいましたが、ここでベストタイムを出し2位と15秒のマージンが出来ました。 次にSS2です。SS1で大きくマージンが取れたので、初めての道なので無理はしないつもりでしたが、SS1を走行した感覚が抜けきれずスライドが多い走りをしてしまい、道から落ちそうになりました。 それでもベストタイムで2位とは3秒の差が出来ました。 車速の高い区間でタイムを稼げたのだと思います。 次にSS3です。SS1,2で大きく差を作れたので車両を安定させて走行するようにしましたが、ギャラリーコーナーだけは気持ちが先走りフルカウンターをあてるようなアングルになってしまいした。 その後は車両の姿勢を落ち着つかせ無駄にステアリングを切ることもなく、今回もベストタイムを出すことが出来ました。 そして、タイムと走行により無駄な姿勢走行はよくないと改めて実感することが出来ました。 次にSS4です。SS2で道から落ちかけたこともあり落ち着いて走るよう心掛けつつ、大きくスライドさせた所をグリップ走法の間隔で走り、結果はまたベストタイムで2位と4秒の差を作ることが出来ました。 最後にSS5ですが、これまでの大きなマージンを加味して確実に勝つことを考えて完走することを念頭に走行しました。 結果はSS3よりも0.1秒タイムが落ちたものの、ここでもベストタイムを出すことが出来ました。 今回の参戦を通して、乗り換えた車両の特性を実感することが出来ました。 車両のコントロール技術向上だけでなく、『車速コントロールに電子制御がどのように作動するのか』を多少ですが分かった気がします。 これからも、さらなるコントロール技術の向上と速く走行するための練習を続けていきたいと思います。 今回も東北の方々にはお世話になり、土地に触れ、ラリーを満喫することが出来ました。 引き続き東北のラリーに参戦していきたいと思います。